医療法人広翔会 貝塚みずき野クリニック

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経鼻胃内視鏡

経鼻内視鏡(鼻から入れる胃内視鏡)

経鼻胃内視鏡鼻からの内視鏡は苦痛の少ない体にやさしい検査として注目されております。先端部径が5.8mmと経口内視鏡の2/3の太さですので喉の違和感も軽減されています。今回導入したEG-L580NWは前機種に比べて先端径が0.1mmさらに細くなっておりますが視野の明るさは比較にならないほどの改善です。
麻酔は鼻の麻酔のみで、胃の動きを止めるブスコパンという注射は使用しませんので前立腺肥大症や緑内障の人でも安心して受けることができます。脳梗塞や心筋梗塞・狭心症で抗凝固薬を内服中の方は内服を継続したまま検査をいたしますので検査前の受診時にお申し出ください。画面を見て会話しながら検査ができますので、自分でおかしいと思った時には「それ何ですか?」と聞くことも可能です。レーザー内視鏡により経口内視鏡に劣らない検査画像をお届けします。


何で苦しくないの?

何で苦しくないの歯磨きをしていて奥歯を磨くときにのどに触れてオエッとなった経験があると思います。これが嘔吐反射です。
舌根や咽頭に触れることにより反射的にオエッとなります。経口の内視鏡ではどうしても舌根に触れるために咽頭の麻酔は必須ですが麻酔の仕方がうまくないと反射が強く残り苦しい思いをするようになります。
それに対し経鼻内視鏡では鼻から咽頭後壁に沿って挿入するため舌根に触れることが無く、そのため嘔吐反射が起きません。食道入口部で一過性に反射が出る場合がありますが少し時間がたてば落ち着いて画面を見る余裕が出てきます。 のどに麻酔しませんので内視鏡終了後に早く食事可能になります。


利点と欠点

利点

嘔吐反射が少ない
のどの違和感が少ない
画面を見る余裕があり自分の胃の中を確認できる
ブスコパン注射を使わないので安全

欠点

内視鏡の腰がないので操作に慣れが必要
ポリープ切除など内視鏡治療が難しい


貝塚みずき野クリニックの実績

貝塚みずき野クリニックでは年間約200人の検査を施行しております。
新型コロナウイルス感染症が流行する前までは1日2人まで内視鏡検査をしておりましたが、流行後は感染予防衣を着用して検査を施行するため1日1人に限定して検査を施行しております
他のクリニックからもご紹介をいただいておりますし、当クリニックで経鼻内視鏡を経験された患者様の紹介で受診される方も多くご満足いただいております。


どうしたら検査を受けられるの?

胃内視鏡検査は通常午前中に行います。水分、スポーツドリンクなど残渣のない飲み物は直前まで飲んでいて大丈夫です。
より安全で苦痛の少ない検査ですのでぜひ当クリニックへご相談ください。
検査に当たり血液検査が必要となりますので一度受診いただき日程の調整をさせていただきます。お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。


診療科目

外科、内科、乳腺外科、内視鏡内科、消化器内科、肛門外科、 リハビリテーション科

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